空き家・空地所有者の調べ方
近所に空き家(空地)があるけど、あそこは売らないですかね?
という相談があります。所有者とお話しができれば、空き家(空地)をそのままにしている事情をお聞きすることもできますが、所有者と会うことが難しいケースが多いです。
空き家・空地の所有者は、どういう方法で調べることができるのでしょうか。
土地・建物の登記情報を調べる
空き家・空地の所有者を調べるには、登記情報を取得します。
登記情報を取得するためには、法務局へ出向き土地・建物の登記事項証明書を取得すれば、その不動産の所有者の住所と名前が記載されています。
法務局へ出向かなくても、クレジット決済を利用して登記情報を取得することも可能です。下記リンクをご参照ください。
土地の面積や建物の面積、築年数等の情報は無くても、所有者の住所と名前さえ分かればいいという方は「所有者事項」を取得すれば費用も安く済みます。
登記情報を取得しても現在の所有者とは限らない…
登記情報に記載の住所・氏名は最新の情報ではないものがほとんどです。
登記に記載されている住所は、まさに空き家となっているその家の住所であったり、その家に引越してくる前の住所であるのがほとんどです。
そして記載されている名前の方が、生きているのか、お亡くなりになっているのか、登記情報だけでは判断がつきません。
ご近所の方にお聞きすることも
空き家・空地のご近所の方にお聞きしたりすると、
空き家でも、たまに出入りしている人がいる…。
定期的に空地の草刈りに来ているみたい…。
といったことを教えてくれることもありますし、所有者がどこにいるか知っていることもあります。
ただし、あくまでも所有者情報は個人情報なので、ご近所の方も「私が勝手に教えてはまずい。」と考えるのが一般的ですので、自分の連絡先を伝えるなどの配慮が必要です。
また、空き家・空地が人気のエリアの場合、所有者のことを聞きにくる方々を迷惑に感じているご近所さんがいることも頭に入れて行動しましょう。
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