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2020年02月04日
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宇都宮市のシンボルツリー「大いちょう」
この木の強い生命力(推定樹齢400年)にパワーをもらう
栃木県庁と宇都宮市役所を結ぶ中央通り(シンボルロード)といちょう通りの交差点の角にある樹高33mもある巨木。
何度も通っている道なのに、通りより2m程高い位置にその木が立っているせいか、私は初めのうち気付かずに通り過ぎていました。この場所にこの大いちょうの木があることを知って、何でこんな大きな木に気付かなかったんだろうと自分のアンテナの低さを恥じました。
現地に行くと樹名板と並んである「宇都宮空襲と大いちょう」の案内板。読み進めるとこの巨木の強い生命力にぐっと興味がわきました。今年も春になればきっと芽吹くと思います。一枚一枚の葉に愛着が湧きそうで、暖かくなったときの楽しみがひとつ増えました。来月、再来月と大いちょうの様子をお伝えしていきます。
宇都宮空襲と大いちょう(看板転記)
宇都宮市は、1945(昭和20)年の7月12日深夜から翌日未明にかけての空襲で、中心市街地の約半分を焼失し多くの犠牲者をだしました。大いちょうも、この空襲により、真っ黒に焼けるほどの被害を受けましたが、翌年には、新芽を吹き見事に再生しました。空襲にも負けなかった大いちょうの強さは、戦後、焼け跡に残された宇都宮市民を勇気づけました。
そのことにより、大いちょうは、宇都宮の戦後復興のシンボルとなり市民に親しまれています。その後、市制九十周年を向かえた1986(昭和61)年に、「いちょう」は、市の木に制定されています。
空襲で焼けた大いちょう 後ろに見える建物はカトリック松が峰教会
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