本日、2月12日(*‘∀‘)今日は『レトルトカレーの日』だって知ってましたか?
そのまんまです☆
2月12日、本日はレトルトカレーの日なんですヾ(≧▽≦)ノ
時代は1968年(昭和43年)にまでさかのぼります°˖✧..。✧˖°
そうなんです!
1968年2月12日☆この日が記念すべく「ボンカレー」が発売された日なんです♪
ちなみに、大塚食品さんが制定致しました☆
【1964年】ボンカレーの開発秘話
大塚食品の始まり
1964(昭和39)年、関西でカレー粉や即席固形カレーを製造販売していた会社がありました。
それを、大塚グループが引き継いだのが大塚食品の始まり☆
当時、カレーといえば洋食の代表!
ごちそうメニューだったそうですよ(゚Д゚)ホエー
当時はカレー粉や缶詰での販売が主流...
でもメーカー間の競争が激しくて;つД`)
「他社と同じものを作っても勝ち目はない」
「何か違ったものを作りたい」
と、考えていたのが大塚食品さんでした☆
米国のパッケージ専門誌をキッカケに
そんな時ふと目に留まったのが、米国のパッケージ専門誌「モダン・パッケージ」。
そこに掲載された「US Army Natick Lab」の記事。
軍用の携帯食...
ソーセージを真空パックにしたものが紹介されていたんです!
「この技術をカレーと組み合わせたら、お湯で温めるだけで食べられるカレーができるかもしれない」
これがきっかけでした☆
「一人前入りで、お湯で温めるだけで食べられるカレー」
「誰でも失敗しないカレー」
このコンセプトで開発がスタート(・∀・)☆
【1968】世界初の市販用レトルトカレー 「ボンカレー」誕生
新技術完成までの長い道のり
さてさて、「一人前入りで、お湯で温めるだけで食べられるカレー、誰でも失敗しないカレー」を完成させるには...
「常温で長期保存が可能であること」
「保存料を使わないこと」
が絶対条件☆
当時はパウチにする包材もなければ、レトルト釜もない。
大塚グループで持っていた点滴液の殺菌技術を応用して、レトルト釜を自分たちで作っちゃったみたいですよ(゚Д゚)
しかし、そうは問屋が卸さない!
カレーを入れたパウチをレトルト釜に入れる。
殺菌のための高温処理をする。
そうすると、中身が膨らみ破裂しちゃってたみたいです☆
何度も失敗し、何度も試し..そしてまた失敗し。
試行錯誤の末、1968(昭和43)年2月12日!
世界初の市販用レトルトカレーとして、「ボンカレー」を販売したんです☆
でも阪神地区限定で(・∀・)笑
しかし...当時の技術では賞味期限は冬場で3ヶ月、夏場で2ヶ月でした。
牛肉100%のごちそうメニューと煮崩れしない具材の工夫
当時の牛肉といえば、もうっ!
高価、高価(。-∀-)。。。
なのに「ボンカレー」は牛肉100%にこだわりました!!
さすがですっ☆
具材の調理方法にもこだわり有り!
野菜や牛肉が煮崩れしないように、品種やカットの仕方など丁寧に処理したらしいです。
ちなみに(・∀・)
いまや定番となった「ボンカレー」☆
このネーミング...
●フランス語のBON(良い、おいしい)
●英語のCURRY(カレー)
この2つを組み合わせて完成したネーミングなんですって♪
【1969】「ボンカレー」ついに全国デビュー!
業界に先駆けアルミパウチを採用
シールが甘い、振動に弱い...などなど、当初の半透明パウチだと様々な課題点が残されました(´・・`)
そこで包材メーカーと協力し、光と酸素を遮断するアルミ箔を用いた「アルミパウチ」によって、長期保存が可能!賞味期限は2年間も延ばせたんです!!
更には流通時の破損も回避☆
1969年5月☆
遂に「ボンカレー」は全国発売に至りましたーヾ(≧▽≦)ノ
発売当初の世間の反応は…
が、しかーし!
当時は商品性を理解してもらうのに一苦労...
「保存料を使っていない、3分で食べられるおいしいカレー」と説明しても、「そんなはずはない」「腐らないのなら防腐剤が入っているだろ!」という声が飛びに飛びました(;´Д`)
そして何よりも...
当時の外食の素うどん⇒50〜60円
そんな中、
ボンカレーは1個80円。
「高すぎる」というのが当時の反応...そりゃそうですよね。
マニア垂涎の的になったホーロー看板
そこで始めました、試食会☆
20人ほどいた営業マン、働きました!
朝から晩まで、自転車から車まで。
50軒、60軒と小売店を回ったんですって。
更に、はい、どーん☆
女優「松山容子さん」ホーロー看板!
1日15枚のノルマで営業に成功した店に貼っていき、全国で9万5千枚も取り付けられたんですって!
なんとっ!
1973年には年間販売数量1億食を達成したそうです;つД`)
お疲れ様です、ボンカレー営業マン☆
【1978】「ボンカレーゴールド」発売!
パッケージに書かれたイラストの意味
70年代以降、核家族化が進みました。
それにより食事も個食化が進み、一食完結型の食品の需要が高まりました。
1978(昭和53)年には競合商品も増加☆
そこで日本人好みの、香辛料やフルーツを贅沢に使った新商品「ボンカレーゴールド」を発売しました。
パッケージのイラストには「おいしさ三重丸」の意味が込められているそうですよ♪
2007年2月12日☆記念日
2月12日がボンカレーの日に
1968年2月12日。
世界初の市販用レトルトカレー「ボンカレー」が発売されました。
それにちなんで、2月12日を「ボンカレーの日」「レトルトカレーの日」に策定したんですって(*‘∀‘)☆
日本記念日協会にも正式に登録されたそうですよ。
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何気に食べていたレトルトカレー。
レトルトカレーひとつにも、素敵な歴史が存在していたんですね(´▽`)
きっと、今晩はボンカレー食べ比べを色々なお宅で繰り広げられる事でしょう°˖✧..。✧˖°
売り切れちゃう前に、さぁ!スーパーへ!!
「ボンカレー、ください☆」
と、叫んでみてくださいヾ(≧▽≦)ノ
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